肩こり・頭痛の解消と痴呆症の防止
部分入れ歯や総入れ歯をしているとよく、
- 肩や背中がこる
- 頭が重い
- 頭が痛い
といった症状に悩まされることがあるといいます。これは加齢自体が原因の場合もありますが、そればかりだとは言い切れません。歯のかみ合わせなどが問題で起こっていることも多く、歯の治療することで改善される場合もあります。
入れ歯のかみ合わせの悪さからくる不快症状
部分入れ歯・総入れ歯の最大の問題は、使用しているにつれて次第に噛みあわせが悪くなってくるということでではないでしょうか。それは加齢とともに顎や歯茎の形などが変化するのにもかかわらず、入れ歯自体は変化しないということによります。また、これが肩こりや頭痛を軽減させていると考えられています。
一方インプラント治療の場合は歯茎に植立するため、顎や歯茎の変化に伴いいっしょに変化しつづけていきます。それが自然な噛みあわせを作り出すのです。
人は不快な症状があるとそれを軽減しようとします。もし入れ歯の片側奥歯の噛みあわせだけが悪くなっていたとしたら、それをカバーする意識が働くため右の奥歯でものをかむようになるでしょう。その結果右の方にばかり負担がかかるようになってしまいます。これが肩こりや偏頭痛を引き起こす原因になっているのです。
噛み合せが自然なインプラント治療
噛み合わせの合わない入れ歯を使用していると体の重心がずれてしまい、体のあちこちに支障が出てくることがあるということは上記に述べました。支障が出るだけならまだ我慢もできますが、体のバランスを崩してしまうと大変なことになるためそのままにしておくことはできません。そのままにしておくと、歪んだ部分が体の神経を圧迫し、影響は体全体におよんでしまうからです。
このような悪循環を避けるためにも、根本原因である歯の噛みあわせをしっかりと治すことが大切になってくるのです。正しいかみ合わせになるインプラント治療を選択した場合、しっかりとかむことが出来るばかりでなく、自分でも意識しないうちに症状も軽減されていくことが期待できるのです。
歯を丈夫にして痴呆症防止を
歯科医療でよく言われるのが「8020運動」です。これは「80歳になったときに20本の自然な歯を残しておきましょう」、というものです。しかし、現状の日本では、「8020」どころか「8004」程度にしか実現できていないといわれています。
高年齢の方が心配する「痴呆症」に関しても、歯がある人と歯が無い人とを同年齢で比較した場合、歯がない人のほうが発症率が高いというという統計結果が出ています。この結果を踏まえて、専門家は
歯が無い人は「食事と味覚を味わう」といった喜びがないため、刺激のある生活を送ってこれなかったことが原因である
と考えています。
要するに、食の喜びを知っている人は味覚や食事という刺激のある生活を送っている、というわけです。食べる楽しみには脳への刺激というファクターがあるようです。かむことで脳が刺激され、活性化されるというわけです。


